宇宙から土地を測る!? 基準点が遠い広大な土地の測量と、当事務所の最強の相棒「Trimble R10」
2026年07月29日
測量

いつも株式会社つきさっぷ士所、つきさっぷ土地家屋調査士事務所のブログをご覧いただき、ありがとうございます。代表の荒木崇行です。

皆さんは「土地家屋調査士(とちかおくちょうさし)」という職業をご存知でしょうか? 私たちの仕事を洋服づくりに例えると、どんなに敏腕なデザイナーがいても、適正な量の「生地」がなければ服は作れませんよね。家を建てる時や土地を売買する時も同じで、まずは「精度の高い測量によって境界が明確に定められた土地」が必要になります。私たちは、この家づくりや街づくりの「最初の一歩」を担う、土地の調査・測量を行う法務省管轄の国家資格者です。

「市街化調整区域などの広大な土地の測量は、出発点となる『基準点』が遠くて大変だ」というお話があります。

では、近くに目印(基準点)がない広い畑や山林を、私たちはどうやって測量しているのでしょうか? 本日はその秘密と、当事務所で活躍する頼もしい「相棒」をご紹介します。

■ 見通しが悪くても大丈夫! 宇宙から測る「GNSS測量」

昔ながらの測量では、遠くにある基準点から、新しく目印を置きながらジグザグと線を結ぶように少しずつ測量をつなげていく必要がありました。

しかし今は、上空が開けていれば、宇宙にある人工衛星からの電波を利用した「GNSS測量(GPS測量)」を行うことができます。この方法の最大のメリットは、山や建物などで「観測する点と点の間の見通しが確保できない場合でも測量ができる」という点です。

国土地理院が設置している電子基準点などのデータを利用して、現地に正確な座標を持った新しい基準点を直接作ることができるため、広大で基準点から遠い土地では非常に有効な手段となります。

■ 当事務所のセールスポイント! 最新鋭機器「Trimble R10」

当事務所では、このGNSS測量をよりスピーディかつ超高精度に行うため、次世代型アンテナ一体型GNSS受信機「Trimble R10(トリンブル アールテン)」を導入しています。

このTrimble R10には、従来の測量機とは一線を画す強力なテクノロジーが詰め込まれています。

  1. 次世代の処理技術「HD-GNSS」 従来の解析手法よりも優れた処理技術により、精度に基づく位置情報を素早く、より正確に導き出します。これにより、広大な現場でも圧倒的な生産性を発揮します。
  2. 傾きを検知する「Trimble SurePoint」 測量において機器がまっすぐ立っているかは命ですが、R10は受信機自らの姿勢を検知する機能(電子気泡管)を搭載しており、より確実で高精度な観測をサポートしてくれます。
  3. クラス最小・最軽量のコンパクトボディ 広くて足場の悪い山林や畑を歩き回る測量では、機材の重さが作業効率に直結します。Trimble R10は人間工学に基づくデザインでクラス最小・最軽量を実現しており、観測中の私たちの労力負担を大きく軽減してくれます。

■ 変わらないために、変えていく

広大で複雑な土地の測量であっても、当事務所にはこの「Trimble R10」によるGNSS測量や、以前ご紹介したドローン、最新のトータルステーションなど、皆様のご要望に迅速・正確にお応えするための充実した設備と技術があります。

劇的に変化する世の中で皆様から必要とされ続けるために、「変わらないために、変えていく」という想いで、新しいことへのワクワクを大切にしながら日々スキルをアップデートしています。

「郊外の広い土地を売りたい」「親から引き継いだ山林の境界がわからない」など、測量や登記についてご不安なことがありましたら、最新技術でしっかりとサポートする当事務所へ、ご相談ください。

今後とも、つきさっぷ土地家屋調査士事務所をよろしくお願いいたします。

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