「登記」ってそもそも何? 大切な土地や建物の「戸籍」を作る専門家のお話
2026年11月02日
お知らせ

いつも株式会社つきさっぷ士所、つきさっぷ土地家屋調査士事務所のブログをご覧いただき、ありがとうございます。代表の荒木崇行です。

皆さんは「土地家屋調査士(とちかおくちょうさし)」という職業をご存知でしょうか? 不動産会社やハウスメーカーなどからご依頼をいただくことが多いため、一般の方にはあまり馴染みがないかもしれません。

私たちの仕事を洋服づくりに例えると、どんなに敏腕なデザイナーやパタンナーがいても、適正な量の生地がなければ服は作れませんよね。家やビルを建てる時も同じで、まずは「精度の高い測量によって境界が明確に定められた土地」が必要になります。私たちは、この家づくりや街づくりの「最初の一歩」を担う、不動産登記(表題部)に関わる法務省管轄の国家資格者です。

本日は、不動産を持つと必ず関わってくる「登記(とうき)」について、専門用語をできるだけ使わずに分かりやすくご説明します。

■ 「登記」ってそもそも何?

登記とは、皆さんの大切な財産である土地や建物が「どこに、どれくらいの広さで、どのような状態で存在しているのか」、そして「誰のものなのか」を、国(法務局)の帳簿に記録し、公に証明するための制度です。

人間でいうところの「出生届」や「戸籍」を作って、その不動産が世界に一つだけの皆さんの財産であることを証明するものだとイメージしてください。

登記には大きく分けて2つの種類があります。

  1. 表示に関する登記(表題部):不動産の「物理的な状況や位置など(場所、広さ、用途など)」を客観的に記録するもの。
  2. 権利に関する登記(権利部):その不動産が「誰のものか(所有権や抵当権など)」を記録するもの。

私たち土地家屋調査士は、このうちの「表示に関する登記」を担当しています。

私たちが現地を正確に調査・測量して正しい表示の登記を行うことが、後々の「権利に関する登記」を正確に、そして円滑に進めるための大切な前提(土台)となります。

■ どんな時に「表示に関する登記」が必要になるの?

一生に何度もあることではありませんが、土地や建物に変化があった時に私たちの出番がやってきます。

【土地のこと】

【建物のこと】

これらの登記を正しく行うために、私たちは皆さんに代わって現地へ赴き、土地の境界を調査・確認したり、測量して正確な面積を調べたりしています。

■ 変わらないために、変えていく

当事務所では、全国的にもまだ珍しい、測量に特化したドローンを使った上空からの測量技術などもいち早く取り入れています。

劇的に変化する世の中で皆様から必要とされ続けるために、「変わらないために、変えていく」という想いで、新しいことへのワクワクを大切にしながら日々スキルや働き方をアップデートしています。

土地を分けたい、用途を変えたい、あるいは家を建てた、壊した時の「登記」について、もし分からないことやご不安なことがありましたら、どうぞお気軽にご相談ください。

今後とも、つきさっぷ土地家屋調査士事務所をよろしくお願いいたします。

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